Peter Eisenman Diagram Diaries
UNIVERSE

Peter Eisenman(ピーター・アイゼンマン)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=Shift_JIS&q=Peter+Eisenman&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
YouTube(Peter Eisenman)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Peter+Eisenman&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

P.188
Peter Eisenman:フランクフルトのゲーテ大学の新しい生物学の建物であるフランクフルト・バイオセンター(1985年)のためのダイアグラムは、テキスト(テクスト)的な戦略を使いながら、ロミオとジュリエット・プロジェクトからのズレ(逸脱、ふれ)である。ロミオとジュリエットのテキスト(テクスト)は与えられたサイト(敷地)のコンテント(内容、意味)とコンテキスト(文脈)に対して内在的だったとはいえ、それらは建築のプログラムに対しては内在的ではなかった。ダイアグラムが外部からやってくる時、フォーマル(形態的、形式的、慣習的)なインデックス(指標、表示、しるし)から、ある書かれたものへのシフト(変化、変換)がある。しかしながら、バイオセンターの中では、それらが両方とも特別な建物の機能に対して内在的であるし、また、それらのインデックス(指標、表示、しるし)的なコンテント(内容、意味)の中で、それらが機能から生じることとして受け入れ(認め)られえないある幾何学を生み出すだろうということが知られたから、テキスト(テクスト)は完全にランダムではなかった。これらのフォーム(形態、形式)は、科学者達がDNAの鎖を記述する方法、文字通りに2重螺旋ダイアグラムではなくて、むしろ科学的なインデックス(指標、表示、しるし)のフォーム(形態、形式)から発展(展開)した。

→パースやデリダの影響。(井戸)

P.189
Peter Eisenman:ヌクレオチドの鎖はそのサイト(敷地)プランのための基礎的ダイアグラムになった。その建物のダイアグラムは、一方は魚の尻尾のようなものがあり、もう一方は丸まった端のある2つの歯の様なフォーム(形態)で構成されている蛋白質のDNAの鎖を使った。その鎖の中の個々のフォーム(形態、形式)はいつも差異化されていて反復しない。このように、鎖の構造は差異の反復によって生み出された。その建物のスペシフィックな(特定の)フォーム(形態、形式)はそういうわけでこれらの鎖から押し出された。それらは、現実の建物のプロジェクトの中でダイアグラムの内在性とその機能を反復しながら、レッドとブルーそしてライトブルーとブラウンの色のノーテーション(表記法)を、科学者達が使うのと同じノーテーション(表記法)を与えられた。ロミオとジュリエットとフランクフルト・バイオセンター両方で、ダイアグラムを創造するために使われたテキスト(テクスト)は、建物のフォーム(形態、形式)とミーニング(意味、効力)の中に内在するように思われた。

→ドゥルーズ「差異と反復」の影響。(井戸)

Umberto Eco(ウンベルト・エーコ)
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Charles Sanders Peirce(チャールズ・サンダース・パース)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%B9
Sigmund Freud(ジークムント・フロイト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%88
Ferdinand de Saussure(フェルディナン・ド・ソシュール)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AB
Claude Lévi-Strauss(クロード・レヴィ=ストロース)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A3%EF%BC%9D%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B9
Edmund Husserl(エトムント・フッサール)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%88%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%AB
Maurice Merleau-Ponty(モーリス・メルロー=ポンティ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%AD%E3%83%BC%EF%BC%9D%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3
Jacques Derrida(ジャック・デリダ)
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Roland Barthes(ロラン・バルト)
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Noam Chomsky(ノーム・チョムスキー)
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Friedrich Wilhelm Nietzsche(フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ)
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Gilles Deleuze(ジル・ドゥルーズ)
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Pierre-Félix Guattari(ピエール=フェリックス・ガタリ)
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Michel Foucault(ミシェル・フーコー)
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