Peter Eisenman Diagram Diaries
UNIVERSE

Peter Eisenman(ピーター・アイゼンマン)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=Shift_JIS&q=Peter+Eisenman&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
YouTube(Peter Eisenman)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Peter+Eisenman&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

P.186
Peter Eisenman:一連のダイアグラム的な形態付与が、テキスト(テクスト)がレジスター(はっきり示、記名、記載、登録)されお互いに重ね合わされた時、以前の(あらかじめ)意味をもった形態付与を曖昧にするばかりでなく、より重要なことに、他の可能で代替的で目に見えない(潜在的な)形態付与を現わすだろうテキスト(テクスト)から、(未知の変数値を)外挿され((未知のことを)既存の資料に基づいて推定し)うるために、外部のテキスト(テクスト)のアイデア(考え)は選ばれた。与えられたサイト(敷地)は、ヴェロナとヴィチェンツァの間のアウトストラーダ(イタリアの高速道路)から見えるロミオとジュリエットの邸宅(城)と呼ばれる遺跡のサイト(敷地)だった。一つは「ロミオの邸宅(城)」を指し示され、一方、他方は「ジュリエットの邸宅(城)」を指し示されているが、それらは、虚構の(作り話の)ロミオとジュリエットの物語とは、このネーミング(名付け)の外部では、関係がない。

P.187
Peter Eisenman:この物語には3つの異なったバージョンがあり、その内、シェークスピアのものは3番目のもので最後のバージョンである。ロミオとジュリエットはそれぞれのバージョンで安定した(ゆるぎない)キャラクターとして登場するが、彼らに起こることは変化している。これらのフィクション(作品、作り話)は現実のサイト(敷地)に持ち越される。つまり、ヴェロナでは人はジュリエットの家やロミオの家やジュリエットの墓に訪れることができる。歴史とは、フィクションの(作り話の)起源からこれらの「リアルな(現実の)」サイト(敷地)を発明(創作、捏造)してきた。そのプロセスはヴェロナのロミオの家をロミオの邸宅(城)のサイト(敷地)に重ね合わせることとジュリエットの家をジュリエットの邸宅(城)のサイト(敷地)に重ね合わせることで始まった。これはレジストレーション(表示、記名、記載、登録)を成し遂げるためにスケール(縮尺)の変更を必要とした。そのダイアグラムは、如何にそれらがレジスター(はっきり示、記名、記載、登録)されたかに依存しながら異なった形態付与を記録することができるために透明なシートの上に提示された。そのダイアグラムの3つの異なったスケール(縮尺)は、それぞれ一つずつ物語のバージョンが割り当てられ、それぞれ3つの異なったポイントにレジスター(はっきり示、記名、記載、登録)された。その重ね合わせは、その物語の与えられたバージョンとは違った何かが読まれうる新しい物語(語り)を生み出した。

P.188
Peter Eisenman:結果として生じた3つの形態付与は、読まれるためのさらに先の物語(語り)を提示しながら、それぞれ異なったスケール(縮尺)で形に表された。

William Shakespeare(ウィリアム・シェイクスピア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%94%E3%82%A2
Umberto Eco(ウンベルト・エーコ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%B3
Charles Sanders Peirce(チャールズ・サンダース・パース)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%B9
Sigmund Freud(ジークムント・フロイト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%88
Ferdinand de Saussure(フェルディナン・ド・ソシュール)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AB
Claude Lévi-Strauss(クロード・レヴィ=ストロース)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A3%EF%BC%9D%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B9
Edmund Husserl(エトムント・フッサール)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%88%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%AB
Maurice Merleau-Ponty(モーリス・メルロー=ポンティ)
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Jacques Derrida(ジャック・デリダ)
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Roland Barthes(ロラン・バルト)
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Noam Chomsky(ノーム・チョムスキー)
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Friedrich Wilhelm Nietzsche(フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ)
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Gilles Deleuze(ジル・ドゥルーズ)
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Pierre-Félix Guattari(ピエール=フェリックス・ガタリ)
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Michel Foucault(ミシェル・フーコー)
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