Peter Eisenman Diagram Diaries
UNIVERSE

Peter Eisenman(ピーター・アイゼンマン)
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YouTube(Peter Eisenman)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Peter+Eisenman&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

P.176
Peter Eisenman:メビウスの帯はそれ自身を通してねじられたとき、内部と外部のノーテーション(表記法)を持続も否定も両方する、つまり各々のサイドは代わる代わる内部になったり外部になったりするトポロジカル(位相幾何学的)なサーフェス(表面)である。ダイアグラム的に、House 11a(住宅11a号)は半分地下に半分地上に置かれるだろうメビウスの帯として概念化された。地下の半分は居住部となり、地上の半分は近づけないヴォイド(空隙)を包含していた。このコンテキスト(文脈)の中で、地面の「下」と「上」は、地面の「内部」と「外部」と同等になった。
House 11a(住宅11a号)の取り組みから、カナレッジオ・プロジェクトは再考され、その住宅の縮尺を変えられたバージョンがヴォイド(空隙)のマトリクス(発生源、基質)の中に置かれた。「住宅」の名指しのアイデア(考え、観念、イデア)に疑いを差しはさむ(異議を唱える)その住宅の3つの異なったスケール(縮尺)があった。

P.177
Peter Eisenman:各々のスケール(縮尺)は、マトリョーシカの連続の様に、次のより大きな縮尺のものに内部に入れ子状に収められた。最も小さなスケール(縮尺)はHouse 11a(住宅11a号)の模型だった。次のスケール(縮尺)は、その中に入れ子状に収められた模型のある、その家のサイズ(大きさ)だった。それはもはや住宅ではなくむしろ住宅の模型を包含したミュージアムだった。次のスケール(縮尺)はその住宅よりも大きく、その中にその住宅もその模型も両方入れ子状に収めていた。それではそれは住宅のミュージアムだったのか?これらの3つの異なるスケール(縮尺)は、どれが適切な、あるいはリアル(現実的)な、スケール(縮尺)なのか言うことを不可能にする。そのオブジェクト(もの、客体)を名指すことも、それと共にフォーム(形態、形式)を機能に関係付けることもまた不可能だった。
人工的(人為的)な掘削の明確なダイアグラムを扱った最初のプロジェクトは、その当時西ベルリンだったベルリンIBAハウジングのオフィスと集合住宅の複合施設の為の設計競技だった。カナレッジオに続いて、それは再びフィクション(虚構)的な地面のアイデア(考え)と関係した。

P.178
Peter Eisenman:「人工的(人為的)な掘削の都市」という言葉は、そのプロジェクトが3つの重ね合わされたグリッドを使いながら、フィクション(虚構)的で人工的(人為的)なベルリンを創作(発明、捏造)したから、使われた。ダイアグラムは、重ね合わせのプロセスを使いながら、そのサイト(敷地)の歴史のための一連の地面の発明(創案、捏造)を地図化した。「Superposition(重ね合わせ、地質の重ね合わせの原理)はsuperimposition(重ね合わせ、写真の二重焼き)とは違い」、なぜならそれ(Superposition)は如何なる始まりの(源を発する)地面も提案しない、つまり図と地は交換できる完全体であるからだ。

Charles Sanders Peirce(チャールズ・サンダース・パース)
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Sigmund Freud(ジークムント・フロイト)
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Ferdinand de Saussure(フェルディナン・ド・ソシュール)
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Claude Lévi-Strauss(クロード・レヴィ=ストロース)
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Edmund Husserl(エトムント・フッサール)
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Jacques Derrida(ジャック・デリダ)
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Roland Barthes(ロラン・バルト)
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Noam Chomsky(ノーム・チョムスキー)
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Friedrich Wilhelm Nietzsche(フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ)
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Gilles Deleuze(ジル・ドゥルーズ)
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Pierre-Félix Guattari(ピエール=フェリックス・ガタリ)
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Michel Foucault(ミシェル・フーコー)
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