Peter Eisenman Diagram Diaries
UNIVERSE

Peter Eisenman(ピーター・アイゼンマン)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=Shift_JIS&q=Peter+Eisenman&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
YouTube(Peter Eisenman)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Peter+Eisenman&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

P.173
Peter Eisenman:カナレッジオ・プロジェクトは以下の様な問いを問うた。もし内在性がもはやゆるぎないものでないなら、それならグラウンド(地面)や、当然のことと決め込まれた建築の与件(所与)はまた、問われえるのだろうか?

P.174
Peter Eisenman:このグラウンド(地面)の与件(所与)を問うことは、多くの続くプロジェクトの基礎になるだろう。カナレッジオでは、グラウンド(地面)のサーフェス(表面)が、人工の(人為的な)ものとして、もはやユークリッド幾何学の与件(所与)ではなくむしろトポロジカル(位相幾何学的)なサーフェス(表面)に概念化された。このコンテキスト(文脈)の中では、如何なる幾何学的なフォーム(形態)も、たとえユークリッド幾何学あるいはトポロジカル(位相幾何学)でも、人工的(人為的)に見られる。即ち、それは如何なるオリジナルな(原初の)価値なしで。そのサイト(敷地)の周辺にある2つの大きな橋を視覚的に繋げている斜めの切り込みは、それをサーフェス(表面)としてマークする(跡をつける、記す)ためとトポロジカル(位相幾何学的)な軸をマークする(跡をつける、記す)両方のために、サーフェス(表面)に作られた。このコンテキスト(文脈)の中でその軸が歩行者の接続よりもカット(切断)になったことは興味深い。その切り込みに沿って、サイト(敷地)はグラウンド(地面)に対するものとしてのサーフェス(表面)としてそのアイデア(考え)を表現するためにゴムのシートの様に折り曲げられた。そのサイト(敷地)のダイアグラムは、入れ替わりの場所として一連の結び目を持っていたル・コルビュジエのベニス院プロジェクトのためのグリッドの延長として発展させられた。この点とグリッド(の関係)は、そのプロジェクトのサイト(敷地)に拡張され、その結び目はトポロジカル(位相幾何学的)なサーフェス(表面)の中のヴォイド(空隙)のグリッド化されたマトリクス(発生源、基質)として記された(刻まれた)。

Le Corbusier(ル・コルビュジエ)
http://www.google.co.jp/images?um=1&hl=ja&tbs=isch%3A1&sa=1&q=Le+corbusier&aq=f&aqi=g1&aql=&oq=&gs_rfai=

P.175
Peter Eisenman:ユークリッド幾何学のグリッドは、今、ユークリッド幾何学あるいはトポロジー幾何学の如何なるアイデア(考え)をも、起源のものあるいは基礎の状態として混乱(混同)しながら、トポロジカル(位相幾何学的)なサーフェス(表面)に刻印付けられた。
 当時スタンフォード大学で教えていたクルト・フォスターは、カナレッジオ・プロジェクトのコンセプチュアル(概念的)な意図に興味を持っていて、彼がカルフォルニアに持っていたサイト(敷地)に彼の為の家を建てるように私に頼んだ。彼は心理学的な言葉で彼が求めていた家を説明した。彼は言った、「私は、私が内部にいる時は、私が外部からその世界を見ているように感じ、私が外部にいる時は、その家はまるで私がその家の内部にいるような家が欲しい。」これはHouse 11a(住宅11a号)のプログラムになった。それはその最も大きく、最も「内部の」空間に「近づきがたいヴォイド(空隙)」を含んでいた。それはドアや窓がない、だから入口のない部屋だった。それゆえ、その家の最も内部の部分は概念的に最も内部であった、なぜならそれは侵入されえなかったからだ。サブジェクト(主体)は中に歩いて入っていくことができ、その家の周りを歩き回ることができ、上ったり下りたりすることができるが、この大きな「近づきがたいヴォイド(空隙)」に入ることは不可能だ。

P.176
Peter Eisenman:この内部/外部のテーマはその時その住宅のための始まりのダイアグラム、メビウスの帯のそれ(ダイアグラム)として、別の外部のテキスト(テクスト)を提案(暗示)した。

Charles Sanders Peirce(チャールズ・サンダース・パース)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%B9
Sigmund Freud(ジークムント・フロイト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%88
Ferdinand de Saussure(フェルディナン・ド・ソシュール)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AB
Claude Lévi-Strauss(クロード・レヴィ=ストロース)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A3%EF%BC%9D%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B9
Edmund Husserl(エトムント・フッサール)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%88%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%AB
Jacques Derrida(ジャック・デリダ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%AA%E3%83%80
Roland Barthes(ロラン・バルト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%88
Noam Chomsky(ノーム・チョムスキー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC
Friedrich Wilhelm Nietzsche(フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%81%E3%82%A7
Gilles Deleuze(ジル・ドゥルーズ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA
Pierre-Félix Guattari(ピエール=フェリックス・ガタリ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%82%BF%E3%83%AA
Michel Foucault(ミシェル・フーコー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%BC