Peter Eisenman Diagram Diaries
UNIVERSE

Peter Eisenman(ピーター・アイゼンマン)
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YouTube(Peter Eisenman)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Peter+Eisenman&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

P.91
Peter Eisenman:住居のタイポロジー(類型学)において如何なる形態変化も作らないことの不可能性を導くのは、この安定性(不変性、永続性)である。それは、この関係性が不安定に成り得て、その上建築を作ることが何か他もの、つまり建築の内在性の一つの側面としてのダイアグラムの提示のサイン(記号)と同様に住居両方である何かに成り得た考えだった。
住宅、即ち、住居は、人が記憶の場所を感じるところの中にあり、それ故「住居のノスタルジア(懐旧の念)の不変のサイン(記号)」を表わす。House EL Even Oddでは形象(心象)の不在の極限に相当するニュートラルなサイン(記号)があったし、それはこの不在が伝統的(慣例的)なフォーム(形態、形式)/住居の関係性の不在を意味する(表わす)だろうという考えだった。不安定にさせられた内在性の「他の」プレゼンス(存在、実在、現前性)のサイン(記号)として、即ち、住居の機能におけるその伝統的(慣例的)な正当性なしの建築の中のプレゼンス(存在、実在、現前性)としての不在のアイデア(考え)は、以前に考えられてきたよりも不在の異なったアイデア(考え)をもたらす。

P.92
Peter Eisenman:最も初期の住宅プロジェクトからHouse EL Even Oddまでに提示されたこの転置は、建築の内在性を住居のサイン(記号)としての住宅のアイデア(考え)から、ただのサイン(記号)、ただそれ自身の表象(表現、表示)である住宅へと動かしたものとして見られた。
The Fin d’Ou T Hous(1983年)は、初期の住宅からのもう一つのブレイク(突破、裂け目、断絶、変化)を表わす。これはそのプロジェクトとのダイアグラムの特別な関係性の中で見られた。初期の住宅は変形やこれらの変形の記録だった。つまり、それらは建築のフォーマル(形態的、形式的)な内在性をその住宅それ自身のフォーマル(形態的、形式的)な状態と関係付けていた。これらの住宅は殆どユークリッド幾何学に基づいていた。The Fin d’Ou T Housは当時ライティング(書くこと)であると宣言された最初の住宅だった。最初のライティング(書くこと)はそれの名前の中にあり、それは異なった読みを引き起こした。それは「Find Out House」や「Fine Doubt House」、あるいは「Fin d’Août」the end of August(8月の終わり)とすら読まれ得て、それはその制作の時期だった。その住宅はインデックス(指標、表示するもの、しるし)としてのライティング(書くこと)の概念についてだった。

P.93
Peter Eisenman:このインデックス(指標、表示するもの、しるし)をマークする(しるしをつける)為に、変形のダイアグラムはトポロジー的(位相幾何学的、地形学的)な反対のものとしてL型を使いながら生み出された。この住宅は再び不確定な始まりをマークした(しるした)。それは一つのポイント(点)と完全なキューブ両方から始まった。この考え、それはHouse Ⅵ(住宅6号)とⅩ(住宅10号)の中で始まったものだが、この住宅の中でそれ自身をすべて試しつくした。
The Fin d’Ou T Housのダイアグラムは多くの異なったレベルで作用した。それらはダイアグラムの関係性からその住宅まで発展(展開)した、即ち、ダイアグラムがHouse Ⅵ(住宅6号)の中でマークされた(しるしをつけられた)様に。本質的にそのアイデア(考え)は一連のダイアグラムを生み出す為のものだった、だから幾つかの起源からのその変形をトレースしようとする如何なる試みも問題とみなされた。

Ferdinand de Saussure(フェルディナン・ド・ソシュール)
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Claude Lévi-Strauss(クロード・レヴィ=ストロース)
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Edmund Husserl(エトムント・フッサール)
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Jacques Derrida(ジャック・デリダ)
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Roland Barthes(ロラン・バルト)
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Noam Chomsky(ノーム・チョムスキー)
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Friedrich Wilhelm Nietzsche(フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ)
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Gilles Deleuze(ジル・ドゥルーズ)
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Pierre-Félix Guattari(ピエール=フェリックス・ガタリ)
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Michel Foucault(ミシェル・フーコー)
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