Peter Eisenman Diagram Diaries
UNIVERSE

Peter Eisenman(ピーター・アイゼンマン)
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YouTube(Peter Eisenman)
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P.88
Peter Eisenman:House El Even Odd(住宅 L型、偶数、奇数、五分五分の掛け率?)(1980年)は、そのプロジェクトの概念的な論点の幾つかを扱っている。「EL」はHouse Ⅹ(住宅10号)のL型のフォーム(形態、形式)から来ていて、「El Even」はシリーズの中の11番(eleven)の為であり、そしてまた始まりや、終わり、そして再び始まりの為のカバラ(ユダヤ教の神秘思想)数字の為であり、そして「Odd」はodd(余分、奇数、変)の新しいシークエンス(連続)の為であり、線的な(直線的な)数のシークエンス(連続)に対立さえするものとしてである。

P.89
Peter Eisenman:そのプロジェクトはオブジェクト(もの、客体)との関係の中で人間主体のパースペクティブ(見方、視点、遠近法)的な視界(見解)の優位に関係していた。そのプロジェクトはHouse Ⅹ(住宅10号)の為に作られたアクソノメトリック(等角投影)のモデル(模型)から始まった。そのモデル(模型)は、ある視点から単眼のファッション(慣習、様式)で見られた時、「リアルな」モデル(模型)として見られ得た。その壁はリアルなモデル(模型)の様に、リアリティーとアクソノメトリックな投影がどうにかしてお互いに関係し合っているアイデア(考え)を与えながら、垂直であり水平である様に現われた。House El Even Oddはこのアイデア(考え)をそのダイアグラムとして捉え、それをアクソノメトリー(結晶軸測定学)の3つの段階を通して発展させた。最初の段階はHouse Ⅹ(住宅10号)からのパビリオンの一つを使う直交する投影だった。2番目の段階は45度の角度に傾けられた同じパビリオンのアクソノメトリックな投影であり、3番目の段階は、奇妙にも十分、フラットな平面図の様な平面を生み出す2番目の段階のアクソノメトリックのアクソノメトリックな投影だった。
結果は3つの段階の3次元的ヴォリューム的オーバーレイ(重ね合わせ)だった。上下逆さまにされたり、表裏反転されたりして、すべてのことが、その住宅に起こっていることの上で、見られ、プラン(平面図)である状況をそれは生み出した。

P.90
Peter Eisenman:このように、その住宅は、たとえこの知覚が事実元々のヴォリュームの変形の3段階目だったとしても、最初にプラン(平面図)として読まれた。この方法で、ダイアグラムのオーバーレイ(重ね合わせ)はアクソノメトリー(結晶軸測定学)とステレオトミー(規矩術、立体石刻術)の知覚、即ち、同じもののパースペクティブ(見方、視点、遠近法)的な読みを伴ったプラン(平面図)のレギュラーな(規則正しい、いつもの)直交的な投影を混乱させた。
House El Even Oddのダイアグラムは住居のアイデア(考え)についての建築的サイン(記号)のアイデア(考え)の持続する変形を提示する様に見られた。House El Even Oddにおいてダイアグラムはそのプログラムのサイン(記号)のサイン(記号)と非妥協的性と柔軟性両方としての住居のアイデア(考え)になった。3段階目のダイアグラム的投影が自己反映的(内省的)になった時、それはあるオブジェクト(もの、客体)としてばかりでなくそれ自身の表現(表象)としても存在した(現われた)。ネイチャー(自然、本質)を模倣する建築からそれ自身のオブジェクト(もの、客体)を表現(表象)する建築への変化は、住居を作る為の伝統的な必要性をディスロケイト(転地、混乱)させる為、かくしてフォーム(形態、形式)と機能の間の安定した関係性として伝統的に見られている建築の内在性を置換する為に要求された。

Ferdinand de Saussure(フェルディナン・ド・ソシュール)
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Claude Lévi-Strauss(クロード・レヴィ=ストロース)
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Edmund Husserl(エトムント・フッサール)
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Jacques Derrida(ジャック・デリダ)
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Roland Barthes(ロラン・バルト)
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Friedrich Wilhelm Nietzsche(フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ)
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Gilles Deleuze(ジル・ドゥルーズ)
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Pierre-Félix Guattari(ピエール=フェリックス・ガタリ)
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Michel Foucault(ミシェル・フーコー)
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