El croquis 83 Peter Eisenman 1990-1997

Peter Eisenman(ピーター・アイゼンマン)
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YouYube(Peter Eisenman)
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Alejandro Zaera-Polo(アレハンドロ・ザエラ・ポロ)
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P.14
Alejandro Zaera-Polo:いったいそれは実際的に(社会的に)意味のあることなのだろうか?あなたは以前にあなたの経歴の中の幾つかのポイントにおいて、あなたは言語の中よりもむしろ、経験に興味を持つようになったと言いました。しかし、私は評価として経験を頼りにすることは「マシーン(機械)的なもの」や、あなたの作品の「非人間的な」潜在性を無効にしないのかと思う。

Peter Eisenman:私達はメディア・ワールドに生きている。身体からの心(精神)と目の分離がある。あなたはメディアを経験する身体を必要としない。メディア・ワールドでは、あなたがあなたの身体に必要な唯一のものはセックスだ。私は私がしようと努めてきたものは身体と空間の感覚的な経験を回復することであると信じている。あなたの心(精神)と目のコントロールから外れること。人々はColombus Convention Centerの傾けられたグリッドを変化させなければならなかった、何故なら彼らはクラクラしてたからだ。彼らは彼らのバランスを保ち続けることができなかった。彼らは方向感覚を失ったのだろう。これは人々が彼ら自身をデカルト的幾何学の中で方向付けることに慣れている(習慣付けられている)からだ。これはヴァルター・ベンヤミンが人々は注意散漫の状態で建築を見ていると言った時に意味していたことである。しかしデカルト的幾何学はメディア・ワールドの中では全体的に無効である。それは何故私達が乗り越えて動いていかなればならないかということである。あなたはどのようにして身体の経験をインストールし、メカニズム(機械作用)を操作し続けるのか?

Alejandro Zaera-Polo:あなたはそれではあなたの第一の目標は結局空間的な経験の歴史的なコンストラクション(構築)に挑戦することだと言っているのか?

Peter Eisenman:私はいつもプレゼントネス(存在性、現在性)の論点を持ち出す。プレゼントネス(存在性、現在性)は私にとって長い間建築のタイポロジー(類型)とフレームワーク(枠組)の超越(規律を犯すこと、境界を越えて行くこと)を残す空間の質である。ル・コルビュジエのラ・トゥーレットは私にとってロンシャンの教会よりもより「プレゼントネス(存在性、現在性)」である、なぜならロンシャンの教会は、昇華(純化、高尚化)させられ、建築の遠近図的制作物へ適合させられているからだ、ところがラ・トゥーレットではトポロジー的(位相数学的、地形学的)なシフト(変化、変換)や、組成的な違犯(超越)がまだ吸収(緩和、消化、同化)されていない。何かが吸収されないままノルマ(規範、標準、普通のこと)やジャンル(類型、形式、様式)あるいはタイプ(型、様式、類型)の中により長く(多く)残れば残るほど、建築はよりグレート(重要、強度、崇高)になる。私はミケランジェロのLaurentian Library、あるいはパラーディオのIl Redentore、あるいはSan Giorgioはまだ吸収(緩和、消化、同化)されていないが、ところがlonghena’s Saluteは遠い昔に吸収(緩和、消化、同化)されてしまった。

Peter Eisenman:外部にノルマ(規範、標準、普通のこと)を残すキャパシティー(吸収力、受容力、能力)は私が「プレゼントネス(存在性、現在性)」あるいは違犯(超越)と呼ぶものの基準(尺度)である。私はAronoff Centerはシアトリカル(演劇的)でも遠近図的でもなく、とても違犯(超越)的な建物であると信じている。私はそれはWexner CenterあるいはColumbus Convention Centerよりも吸収(緩和、消化、同化)により長い抵抗で対抗すると信じている。

→シアトリカル(演劇的)なものから、普段当り前だとしてる感覚を揺さぶるものへのシフト、しかしコールハースが言う様にそれが単なるある感覚のアトラクションとならないこと。リチャード・セラとの近さが感じられる。またメルロ=ポンティーが言う様に「上空飛行的思考」で明確に確定しないこと、両義的で曖昧であること。「建築に一番重要なものはアンビギュイティー(両義性、曖昧性)である」とジャック・ヘルツォークも言っていた。(井戸)

René Descartes(ルネ・デカルト)
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Walter Benjamin(ヴァルター・ベンヤミン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%A4%E3%83%9F%E3%83%B3
Le Corbusier(ル・コルビジュエ)
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Michelangelo Buonarroti(ミケランジェロ・ブオナローティ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B1%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%AD%E3%83%BB%E3%83%96%E3%82%AA%E3%83%8A%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3
Andrea Palladio(アンドレーア・パッラーディオ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA
Richard Serra(リチャード・セラ)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=UTF-8&q=Richard+Serra&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
Maurice Merleau-Ponty(モーリス・メルロー=ポンティ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%AD%E3%83%BC%EF%BC%9D%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3
Martin Heidegger(マルティン・ハイデッガー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%87%E3%83%83%E3%82%AC%E3%83%BC
Avram Noam Chomsky(エイヴラム・ノーム・チョムスキー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC
Ferdinand de Saussure(フェルディナン・ド・ソシュール)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AB
Jacques Derrida(ジャック・デリダ)
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Roland Barthes(ロラン・バルト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%88
Friedrich Wilhelm Nietzsche(フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ)
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Gilles Deleuze(ジル・ドゥルーズ)
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Pierre-Félix Guattari(ピエール=フェリックス・ガタリ)
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Michel Foucault(ミシェル・フーコー)
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