Peter Eisenman Diagram Diaries
UNIVERSE

Peter Eisenman(ピーター・アイゼンマン)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=Shift_JIS&q=Peter+Eisenman&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
YouYube(Peter Eisenman)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Peter+Eisenman&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

P.76
Peter Eisenman:視覚はいつもカオス(混沌)からオーダー(秩序)を作ろうと試みる、つまり、ダイアグラム化するプロセスの中で、この見られるものをオーダー(秩序)化するナチュラル(本質的)な傾向の影響を弱めることが必要である。HouseⅣ(住宅4号)のダイアグラムはただ目に見えるばかりでなく見ている目によって論理的に考え合わされることができるオーダー(秩序)を持っている。それらはまた、零に戻されることができない非線形で、非ヒエラルキー(非階層的)なプロセスの痕跡でもある。これはフリッカー・フィルム(ちらつき映画)の線的なフォーマット(形式)の中でそれらを提示しようとする試みの中で明白になった。
House Ⅵ(住宅6号)(1972-75年)は映画の様なプロセスのアイデア(考え)をさらに発展させる為にダイアグラムを使った。映画はそれ自身フレーム(構成、枠組)の加法(合計、累積)である。このようにダイアグラムを住宅の加法(合計、累積)として見ることは、それらを本質的に結末へ導いている個々のスティル写真(静止写真)として見るよりもむしろ、プロセスの異なったアイデア(考え)を要求した。

P.77
Peter Eisenman:HouseⅣ(住宅4号)を含む、それまでのすべての作品の中で、住宅はAからBへの線的な変形だった。House Ⅵ(住宅6号)はこれらの段階を単一の時間のフレーム(構成、枠組)へと圧縮されたものとして現わそうと試みた。建てられたオブジェクト(もの、客体)の中で、色がダイアグラムに導入された、何故ならそのような共-変化流動性(相互-時間性)は黒と白の中では説明されえなかったからだ。
初期の住宅の中で、ダイアグラムは色のない本質的にマテリアリティー(物質性)とは関係のないものとして理解された。その非物質性は住宅のコーディング(コード化、法則化)の一部として、ダイアグラム的プロセスの表現(表象)として表現された。House Ⅵ(住宅6号)はもはやダイアグラム的プロセスの表現(表象)ではなかったが、事実それ自身プロセスであったので、別のコーディング(コード化、法則化)が要求された、即ちそれは、ダイアグラムばかりでなくむしろ住宅を色付けすることである。付け加えると、コーディング(コード化、法則化)はソリッド(中まで同一物質)とヴォイド(空隙)のレベルを示す為に重要だった。HouseⅣ(住宅4号)での様に、ダイアグラムはソリッド、ダブル・ソリッド、ニュートラル・ソリッド、シングル・ヴォイド、ダブル・ヴォイドというノーティション(表記法)によって壁のサーフェス(表面)に存在を示す。

P.78
Peter Eisenman:一方HouseⅣ(住宅4号)はダイアグラムの中で住宅のマテリアリティー(物質性)をコード化(法則化)する最初の試みだった、ユークリッド幾何学からトポロジー(位相、地形)幾何学への変化をまたコード化(法則化)することはHouse Ⅵ(住宅6号)には必要だった。この変化はダイアグラムの中だけでなく、実際の住宅の経験の中で理解されるに違いなかった。

Ferdinand de Saussure(フェルディナン・ド・ソシュール)
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Jacques Derrida(ジャック・デリダ)
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Roland Barthes(ロラン・バルト)
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Friedrich Wilhelm Nietzsche(フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ)
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Gilles Deleuze(ジル・ドゥルーズ)
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Pierre-Félix Guattari(ピエール=フェリックス・ガタリ)
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Michel Foucault(ミシェル・フーコー)
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