Peter Eisenman Diagram Diaries
UNIVERSE

Peter Eisenman(ピーター・アイゼンマン)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=Shift_JIS&q=Peter+Eisenman&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
YouYube(Peter Eisenman)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Peter+Eisenman&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

P.53
Peter Eisenman:博士号論文の中のダイアグラムは私が唯一直感的に捕捉(理解)できたものを説明しようと試みていた。それはこれらのダイアグラムの中にあり、特にイタリアの建築家ジョゼッペ・テラーニのダイアグラムの中にあり、その論文はこれらの直観を明らかにすることに最も近づいた。そしてこれらのダイアグラムでさえもこの30年以上の間に何度も修正され描き直されてきて、それらのオリジナルの状態の如何なる評価(査定)をレンダリング(描写)することは、今となってはいささかためらいがちだ。そのような事柄(問題)における私の事前のトレーニングの不足が与えられたにもかかわらず、その論文の中のダイアグラムは依然として建築の内在性に対する建てられた作品の関係性についての私の思考の重要な最初の記録のままである。
私の最初の二つの住宅のプロジェクトはダイアグラムの媒介(作用)を通して建てられたフォーム(形態、形式)に関係した建築的内在性の関係性のさらに進んだ分析だった。そのアイデア(考え)はダイアグラムが建築の内在性と類似しているある論理を描写できるというものだった。私の博士号論文と最初の住宅との間の5年の間のダイアグラムのアイデア(考え)の中の変化は重要だ。新しいダイアグラムのためのモデルは建築的な歴史的なものに対立するものとしてはっきりと言語的だった。

Giuseppe Terragni(ジョゼッペ・テラーニ)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&inlang=ja&ie=Shift_JIS&q=Giuseppe+Terragni&btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi

P.54
Peter Eisenman:これらのダイアグラムは建てられたオブジェクト(客体)の中の物質性のアーティキュレーション(発言、結合、相互関連)の縮小(還元、変形)の中の様式(文体)の表現を提示していたのではなく、むしろそれらはプレゼンス(存在、現前性)を乗り越えるアイデア(考え)をしていた。このようにダイアグラムは建てられた人工物の中で記され読まれえた。
1966年にワーク(取り組み)は私の最初の住宅で始まった、実際に、それは住宅ではなく、ニュージャージーのプリンストンのある住宅への増築としてのオモチャの美術館であった。それはHouse 1(住宅1号)(1968-69年)と呼ばれ、私見(考え)は作家や主題やクライアントや建築的意味からの機能と距離をとっていたものだった。そのような美術館のための存在するタイプがなかったから、その住宅への最初のドローイングはダイアグラムへの探究だった。これらの最初のダイアグラムは他のダイアグラムを見つけるためにそのプロジェクトの中へ描くために使われた。いったんそれらが見つけられると、建築の内在性の如何なるアイデア(考え)の中に想像(仮定)上隠れている(潜在的な)いくつかの基本的な幾何学によってそのダイアグラムを説明するためにワークバックすることは可能だった。その当時「ダイアグラムを見つけること」によって意味されることは伝統的(慣習的)なデザイン(計画)方法にたよることなしに理性(合理)的な方法でAからBまで進むためのある方法を見つけることだった。

P.55
Peter Eisenman:ダイアグラムは、実際のプロジェクトの中で記され得た様に、建築の内在性のアイデア(考え)と関係づける試みだった。すべてのスペシフィックなフォーム(形態、形式)は、キューブ(立方体)や矩形や二重のキューブ等々の建築的内在性や、記されうるスペシフィックなプロジェクトとのそれらの関係性から引き出されるように思われた。