El croquis 106/107(El croquis IN PROGRESS 1999-2002)

Sol Madridejos & Juan Carlos Sancho Osinaga
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P.197(P.343)
2、20世紀最後と21世紀初頭の建築での優勢な傾向は、コンポジション的な意図の幾何学的な類型のメカニズムに基づいたフォーム(形態、形式)の伝統的な制作で構成されたもの、フォーム(形態、形式)の任意の建築的表現と同じく、ドゥルーズが「ベクトル的な出来事」と呼ぶもの、つまりそれらの多様なフォーマル(形態的、形式的)な破裂(断裂)や曲解(こじつけ)も含んだ、シンメトリー、反復、連鎖、フィット(適合)、集成、オーバーラップ(部分的重複)あるいはコンパクトさで断面と平面で表現されたもの、マテリアルの力や、19世紀のブルジョアの好みの沈殿物や、建築の歴史のある教育された回顧的凝視にもまた信頼をおかれているものである。
この態度に対比して、フォーム(形態、形式)の放棄は、たとえもし観念的(イデオロギー的)のみだとしても、私達が形を作ることと哲学両方の中で見ることができる持続的で不可避社会的で政治的で文化的な変化により接近できるディシプリン(規律、秩序)あるいは変数にそれを取り換えながら、不明確な最後(目標)に取って代わるプロセスの再創造と表現とともに、他のスタイル(やり方)の高い評価や出来事を引き起こす行動の高い評価へと導いている。あるシステムの中で、複雑性、果てしなく続くこと、不明確性、つまり不明確性の上のオーバーインフォメーション(超情報)、変わりやすく、不規則な操作(作用)、これらすべては潜在する形を作る欲望をともなうイデオロギーを生み出す。フォーム(形態、形式)は、そのすべての見事な花火とともに、その特有な特質の最大の多様性によって、これまで変化してきたイコンを形作るそのアイテムとともに、プロセス化する言語のために不鮮明にさせられる。
アイデア(考え)を取り換え確信させる言語によってプロセス化させられ、今特殊化(専門化、分化)されたわけのわからないことばへ変えられた、この過大評価された不確定性あるいは流動は、そのマスメディアの中できらきらと披露される。
新しいディレッタント(素人の芸術愛好家)の為の完全なフィールドだ。

Gilles Deleuze(ジル・ドゥルーズ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA