Frontiers of Architecture 1
Cecil Balmond
Louisiana Museum of Modern

Cecil Balmond(セシル・バルモンド)
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YouTube(Cecil Balmond)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Cecil+Balmond&search_type=&aq=f
P.27
Cecil Balmond:なぜならパターンはその潜在性を読むための多くの方法がある私達の想像力のしるしだからである。フィードバック(帰還)はすべてのレベルで、形作ることとあるプロセスを始めるアイデア(考え)との間で続く。もし私がその表面にあるあるいはそこに埋め込まれたオブジェクト(もの、客体)を見れば、それが形作るパターンを見る。もし私がそれらのしるしを抽象化しようとすれば、それらはシンプルになり、現実は圧縮する。そのしるしがよりシンプルでより直接的であればあるほど、それから生じるかもしれない思索はより力強く、他のサイクルが始まる。だから「リアル(現実)」は区分を持たないが、ずっと大きなヴァーチャル(仮想)によって支持された事実がないことはない。一方は他方に侵略する。フィジカルな(自然の、物質の、物理の、身体の)ものは緩くそのより肥沃な(想像力豊かな)内部によって支えられるようになり、それは精神や活気や私達が創造的な行動の中で追求するすべてのものを、私達が知覚する身体へと吹き込む。
Cecil Balmond:すべてのレベルとすべてのスケールでパターンは内部に対して外部を支える。解釈は非-線形である。パターンはジェネリック(一般的)でアイデア(考え)とそのイベント(出来事)との間の、そして、逆に、現実とその様な具体性(具象性、有形性)から生じる隠喩との間のアクション(行動、作用)ためのテンプレート(ひな型)である。
Vesna Petresin Robert:知覚のメカニズム(仕組み)を問うことによって、私達は相対性理論から知られている観察者の中心的な役割を再確立することについての討論を開くことができる。20世紀後期の科学は既にその焦点をデカルトの「res extensa(延長をもつ実体)」からシフト(変化)してしまった。量子の世界、そこでは観察者が観察されるものに影響を与え、逆もまた同じであり、鍵となる概念は論証的な知性あるいはユークリッド幾何学の空間の因果律から離れた個人的で、主観的な経験である。私達が知覚する現実、それはそれ故に観察者と彼あるいは彼女のモチベーション(動機づけ、欲求)に拠っている。
P.28
自然
デザインのインスピレーションとしての自然
Cecil Balmond:込み入った混沌の後ろで、どこに論理があるのか?
もし感情的な考えと居心地の良い母なる自然がわきへやられたら、私達は驚異的な情報の見本の核心を研究する。私達は無限のスキル(技術)のパターンメーカー(ひな型制作者)を発見する。ここで、シンプルなものと複雑なものがお互いを特徴付け、自然は集合的な交換になりそのヒエラルキーの主要な文字通りの意味を失う。これは「less is more」というミニマリストの世界あるいは独立型のカテゴリーへ動いて行く還元を奪われたものではなく、「more-is-less-is-more」である交差する供給場所、多様な(複合の)世界のより豊かな思考である。
自然のパターンの拡大写真は自己相似画像を提供する。
ライフ(生命)は情報であり、そのアルゴリズムは電気回路の不可思議な組み合わせであり結合力(首尾一貫性)のための内的な自己-意志である。私達はそれから性質が異ならないために私達はその様な自然に罠を仕掛けることができない。
René Descartes(ルネ・デカルト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%88
res extensa(延長をもつ実体)
http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/user/rosaldo/091130resCogitance.html
ハイゼンベルクの不確定性原理
http://homepage2.nifty.com/einstein/contents/relativity/contents/relativity3055.html
Henri Bergson(アンリ・ベルクソン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%82%BD%E3%83%B3
Gilles Deleuze(ジル・ドゥルーズ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA
Jacques Lacan(ジャック・ラカン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%AB%E3%83%B3
Edmund Husserl(エトムント・フッサール)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%88%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%AB
Maurice Merleau-Ponty(モーリス・メルロー=ポンティ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%AD%E3%83%BC%EF%BC%9D%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3