Talking Architecture
Interviews with Architects
Prestel
Rem Koolhaas(レム・コールハース)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&inlang=ja&ie=Shift_JIS&q=Rem+Koolhaas&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
You Tube(Rem Koolhaas)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Rem+Koolhaas&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2
P.101
Hanno Rauterberg:人権についてはどうですか?例えば、意見の自由の権利とか?
Rem Koolhaas:勿論、為すべきことはまだ沢山あり、私にとっての問題はただそれを如何に成し遂げるかということだけだ。そしてそのことは、まさにいつも批評(批判)されていることが西欧にとってむしろまぬけなことだと私が考えているところである。西欧は批評的(批判的)で、永遠に批評的(批判的)である。その様な絶え間ない批評(非難)は袋小路に行き着く。
Hanno Rauterberg:それは何故?
Rem Koolhaas:何故なら西欧はまるでそれがまだ世界的な主導権を持っているかのように行動できないからだ。ちょうど今私達は激烈な変化を経験しているところで、力は突然中国や、東南アジアや、アラブの国々に向かって移って行っている。純粋な非民主主義は影響を得ている。
Hanno Rauterberg:それは民主主義の価値を上昇させるまさに理由だ。
Rem Koolhaas:しかし、あなたは道徳の傲慢ではどうにもならない。それはただ分極化を導くだけだし、それは無駄な事だ。私達は私達にとってそれだけ重大な個人の権利が中国の様な国々では伝統がないことを認めなければならない。しかもそれ故に口を出したり異議を申し立てることが関係している限り文化的な違いもまたある。事実古い家々の破壊やダムの建設に対して異議を申し立てる多くの中国人がいる。ただそれはしばしば私達がここでする方法とは異なっている。開かれた衝突は避けられる。
Hanno Rauterberg:あるいはすべての異議申し立て者達は刑務所に入れられる。あなたがCCTVの仕事を受けるべきかどうかはあなたにとっていったい道徳の問題ではなかったのですか?
Rem Koolhaas:勿論それは道徳の問題だ。あなたはどう思う?私はシニック(皮肉屋)ではない。
Hanno Rauterberg:そして何故あなたは最終的にその仕事を受けることを決めたのか?
Rem Koolhaas:私はまさにそれを説明しようとしてきた。もしコラボレーションの可能性があるのであれば、人はそれを受け入れるべきだ。何故なら如何なるコラボレーションも他の人々や、彼らのルール(規範)や考え方と関わることを意味するからだ。私が思うに、ただその方法のみ物事を変化させられうる。
Hanno Rauterberg:それではCCTVプロジェクトの結果として何がまさに変わったのか?
Rem Koolhaas:勿論、それらはゆっくりした、目に見えない変化である。そして私は中国がある日から次の日へと私達の様になるだろうと期待することは完全に非現実的だと分かった。民主主義がヨーロッパで発展するのには数百年かかった。それにもかかわらず、それは私には私達の建物の中であわられるのは特に前進する力であると思われる。例えば、状況(国家)がどうであろうとテレビ会社は主に伝統的な部分とBBCの見本に基づいた現代の部分に分割されるべきかどうかCCTVでは今まさに議論されている。そして現代の啓発されたTV関係者達はそういうわけで私達の建物に移っていくだろう。控えめに言っても、私にとってその建物は変化を記す様に思われる。
Hanno Rauterberg:なおその上他の独裁政権の為に建てないのですか?例えば北朝鮮の為に?
Rem Koolhaas:もしニューヨーク・フィルハーモニーが北朝鮮で公演すれば、それはまた友好回復と国際的理解の兆候として受取られる。何故建築家達は彼ら自身を正当化しなければならないのか?
→「道徳の傲慢」など、ニーチェやフーコーの影響を感じる。(井戸)
Friedrich Wilhelm Nietzsche(フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%81%E3%82%A7
Gilles Deleuze(ジル・ドゥルーズ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA
Pierre-Félix Guattari(ピエール=フェリックス・ガタリ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%82%BF%E3%83%AA
Michel Foucault(ミシェル・フーコー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%BC
Roland Barthes(ロラン・バルト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%88
Jacques Derrida(ジャック・デリダ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%AA%E3%83%80
Jean Baudrillard(ジャン・ボードリヤール)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%A4%E3%83%BC%E3%83%AB