The World of Madelon Vriesendorp: Paintings/Postcards/Objects/Games
Architectural Association

Madelon Vriesendorp(マデロン・ヴリーゼンドープ)
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http://en.wikipedia.org/wiki/Madelon_Vriesendorp
Beatriz Colomina(ビアトリス・コロミーナ)←インタヴュアー
http://en.wikipedia.org/wiki/Beatriz_Colomina

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Beatriz Colomina:彼女(レムのお母さん)はもまたアーティストだった。

Madelon Vriesendorp:そう、彼女は衣装デザイナーで素敵なキルトを作っていた。

Beatriz Colomina:それではあなたはまた共通の何かを持っていたの?

Madelon Vriesendorp:はい。私は彼女の演劇の衣装の幾つかを手伝った。私はオランダ人の俳優のジャケットを作った。彼の名前は何だったかしら?彼はいつもナチの党員や精神病質者を演じていたが、それにもかかわらず彼は最も感じの良い人だった・・・Rutger Hauerだわ!彼はその当時は「Noorder Compagnie」の一員としての若い役者だった。私は彼に窓拭き用セーム革のこれらの小さな切れ端すべてからこの革のジャケットを作った。彼は言った「おう、とても美しい、私がそれを保つことができると思いますか?」そして私は言った「何故あなたはほんとにそれを後回しにしないのか、誰も(未来のことなんて)わからないじゃない!」

Beatriz Colomina:それで彼はそれを保てましたか?

Madelon Vriesendorp:私もそう望んでいる、なぜなら衣装がしまわれている倉庫の中で火事があり、すべてのものが燃えてしまったからだ。

Beatriz Colomina:あなたは最終的にいつロンドンに来ましたか?

Madelon Vriesendorp:1969年に来ました。

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Beatriz Colomina:ロンドンに移ってから何をしましたか?勉強を続けましたか?

Madelon Vriesendorp:私はCentral Saint Martin’s School of Art and Designに行きました。しかし私はただ夜の定時制に行っただけでした。日中は私は出版社からの仕事(ブックカバーやイラスト)を得ようとしていました。

Beatriz Colomina:その当時他には何をしていましたか?

Madelon Vriesendorp:私はあるアーティストの為の幾つかのイラストレーションや、Thea Porterのファッション・ショーの為の招待状をした。彼女はいつもこれらのとても美しいシースルーの服を作っていた。

Beatriz Colomina:何かその招待状を持っていますか?

Madelon Vriesendorp:いいえ。私はその当時自分のカメラを持っていなかったのでそれらの写真さえも持っていない。私はそれらが次の日に印刷されなければならなかったのでただイラストレーションを作って直ぐに手渡しただけだ。

Beatriz Colomina:あなたはあなたがまだ学生だった間にサーペンタインでグループ展に参加していましたね。これはあなたの初めての展覧会でしたか?どのような作品がその中に含まれていましたか?

Madelon Vriesendorp:より大きくて、より抽象的なエッチングとドローイングでした。私はサーペンタインの為に特別に何も作りませんでした、私はまさに私が学校で作った作品を展示しました。

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Madelon Vriesendorp:Sue Graysonはギャラリーの中でそれを見抜き、漫画家のMel Calmanの夫人によって運営されたワークショップと呼びました。私はアメリカに行こうとしていた時あまりにも急いでいたので、私はそこに置き忘れていた水彩画のどれも持って行かなかった。

Beatriz Colomina:それらはそのギャラリーに置き去りにされたの?

Madelon Vriesendorp:はい。

Beatriz Colomina:それじゃそれらはまだそこにあるかもしれないの?

Madelon Vriesendorp:いいえ。そのワークショップは今は存在しない。

Beatriz Colomina:あなたのドローイングに何が起こったの?

Madelon Vriesendorp:神のみぞ知る。

Beatriz Colomina:あなたがまだ持っている最も初期の作品は何ですか?

Madelon Vriesendorp:60年代中頃からのエッチング、水彩画、リトグラフ(石版画)です。

Beatriz Colomina:最も小さい(そして最も初期の)もの、「The King(王)」について何か話してください。彼は52人の妻がいて・・・。

Madelon Vriesendorp:各週に一人の妻がいる。

Beatriz Colomina:1週間に一人の妻。それではそのストーリーは何ですか?

Madelon Vriesendorp:それに付け加えられる特別な理論(理屈)はない。

Beatriz Colomina:物語はないのですか?その当時他のドローイングについてはどうですか?

Madelon Vriesendorp:おもしろい、私は物語は持っていなかった。私はまさにまるでそれらが架空の(理想的な、観念的な、イデア的な)状況の様にそれらを自動的に(任意に、自然発生的に)した。

Thea Porter
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Serpentine Gallery(サーペンタイン・ギャラリー)
http://www.serpentinegallery.org/
Mel Calman
http://en.wikipedia.org/wiki/Mel_Calman