Conversations with Mies van der Rohe
Moises Puente,editor
Princeton Architectural Press

Mies van der Rohe(ミース・ファン・デル・ローエ)
http://images.google.co.jp/images?client=firefox-a&rls=org.mozilla:ja-JP-mac:official&channel=s&hl=ja&q=Mies%20van%20der%20Rohe&lr=&um=1&ie=UTF-8&sa=N&tab=wi
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%A8
You Tube(Mies van der Rohe)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Mies+van+der+Rohe&search_type=&aq=f

P.81
質問者:あなたはかつて私に如何にバルセロナ・パビリオンがあなたが見つけた大理石のスラブ(平板)の周りで引き出されたか(発展したか)を話した。

Mies van der Rohe:私達は本当に少しの時間しか持っていなかった。それは冬の最中だった。あなたは冬の間採石場から大理石を動かすことはできない、なぜなら内部はまだ湿ったままでそれはピース(一片)にすると凍るかもしれないからだ。あなたは乾燥したマテリアルを見つけなければならなかった。私達は広大な倉庫の中に行って見てまわらなければならなかった。そこで私はオニキス(縞大理石)の塊りを見つけた。この塊りはあるサイズを持っていた、だから私はその塊りの二倍の高さを採用する可能性がただあっただけだ。そういう訳で、パビリオンをオニキス(縞大理石)の塊りの二倍の高さにした。それがモジュール(基準寸法)だった。

質問者:あなたは他のタイプの展示の為の建物をすることに興味はありますか?

Mies van der Rohe:私は沢山の異なったありうるタイプの建物を実現してきた。残ったのはただ少しのものだけだ。私はシカゴでコンベンション・ホールをしたい。これは巨大な建物で、722フィート(約220m)×620フィート(約189m)である。私はそれを私自身見てみたい。私はそのドローイングは知っている。私はその背後のアイデア(考え)を知っている。しかし、事実、現実であるサイズがある。エジプトのピラミッドを例にしそれらをたった15フィート(約4.57m)の高さにする。それは無意味だ。すべてに差異を作るまさにこの巨大なサイズがある。

質問者:パーク・アヴェニューのシーグラム・ビルで、あなたはそびえる透き通る壁がそのインパクトと多く関係しているだろうと感じますか?

Mies van der Rohe:はい。確かに感じる。そのシンプリシティー(単純性)の為に、再び、それはよりもっと強くなるだろう。幾つかの他の建物はその群れ等々の中でよりもっと高いしより贅沢だ。私は思う、少なくともそれが私が望んでいることであり、それはシーグラム・ビルがよい建物になるだろうということだ。
私は私が初めてアメリカに来た時、私はニューヨーク大学のクラブに住んでいたことを言わなければならない。私は毎朝私の朝食のテーブルからロックフェラー・センターのメインタワーを見ていて、それは私に際立った印象を与えた。

P.84
Mies van der Rohe:そのスラブ(平板)、そうだ。それはスタイル(様式、流行)とは何の関係もない。そこであなたはそれがマッス(塊り)であることを見る。それは個々の物事でも、数千の窓でもない。良いか悪いか、それは何も意味しない。それは軍隊かあるいは草地の様だ。あなたはそのマッス(塊り)を見た時もはやそのディテールは見ない。私はそれがこのタワーの質であると思う。

質問者:あなたは他の誰も建物をセットバック(前面道路から建物を後退させること)しなかった当時にシーグラム・ビルをセットバックさせましたね。

Mies van der Rohe:私はあなたがそれを見ることができるようにそれをセットバックさせた。それが理由だった。もしあなたがニューヨークに行くのであれば、あなたはあなたが居る場所を見つけるこれらのキャノピー(庇)を本当に見なければならない。あなたはまさにその建物を見ることができない。あなたは離れてしかその建物を見ることができない。だから私はこういった理由でそれをセットバックさせた。

質問者:何故そのマテリアルはブロンズ(銅)だったのですか?

Mies van der Rohe:私達はクライアントの為にブロンズを使った。まさに私達の会話の中で、彼は言った「私はブロンズと大理石が好きだ。」と。私は言った「それは私にとっても申し分ない。」と。