Gordon Matta-Clark
Eddted By Corinne Diserens
Survey By Thomas Crow
Essays By Judith Russi Kirshner And Christian Kravagna
Phaidon

(Gordon Matta-clark: Works and Collected Writings Gloria Moure Ediciones Poligrafa)

Gordon Matta-Clark(ゴードン・マッタ=クラーク)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=UTF-8&q=Gordon+Matta-Clark&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
http://en.wikipedia.org/wiki/Gordon_Matta-Clark
YouTube(Gordon Matta-Clark)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Gordon+Matta-Clark&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

P.167(P.173)
GM-C:ロマンティック(空想的、虚構的)だと考えらるかもしれない私がたずさわってきた建物の一つの側面は、それらが予期しないロケーション(場所)にあるが、しかしその予期されないことが、それらが持っている特別な崩壊した(分解された)質に依存していないということである。現に、この建物が私が以前に扱ったものほども崩壊(分解)していなく、それは明白な構造的連続性を持ち、私が侵食や先の崩壊と競っていなかったということがとても嬉しい。建物の時間、それがずっと建っていた時間は、私がリコンストラクト(再建、改造)するには本当に困難であった。明らかにそこに住んでいる人々がいた。それが私は好きだった。私はその占拠された空間の事実と、かつてそれがどのようなものであったのか・・・私が唯一推測できえたことが好きだった。私はとても故意に(わががまに)占有者のすべての形跡を取り出した。大量の残骸をコピーする如何なる方法もないようにみえる。

LB:あなたはそれらを庭に投げ捨てましたね。

GM-C:そして地下室にいれた。だから、地下室の半分はテナント(居住者)がともに住んでいたすべての代物で満たされた。私はそれを最も深い心情的な疎隔(離反、疎外)の感覚で見た。私はこの断片化された伝記的がらくたの堆積を通して分類することに入り込みたくはなかった。私はまさに、床のリノリウムのレイヤーのように、空っぽの空間がいったい何で作られているのか、あるいは、サーフェス(表面)にはいったい何があるのかに戻りたかった。そこに住んでいた人の影はまだかなり暖かかった。

P.168(P.173)
GM-C:実際、人々がまだ中で住んでいる場所で変化を作ることは興味深く・・・、おそらくリビング・スペース(住む空間)のとても伝統的な(慣習的な)概念を取り払い、使用を越えてそれを変える為であって・・・、ああ、そう・・・、建物の慣例(因襲)の一つは開口部であり、そして開くことと閉じることのネイチャー(性質)は全般的に(概して)かなり型どおりで、かなりつまらない。このプロジェクトの中では、最初の興味であるちかづきがたさよりも、大量の視覚情報が放出され、それで、たとえ屋根と地下室(基礎)を取り除くことが困難であっても、それらは隠されたエリア(領域)であることから自由にされる。

P.168(P.174)
LB:それじゃ、あなたの作品は全体として空間を再考することについてのものなんですね。