El croquis 74/75 frank gehry 1991-1995(合本 El croquis 45+74/75+117)

Frank Gehry(フランク・オーウェン・ゲーリー)
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC
YouTube (Frank Gehry)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Frank+Gehry&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

Alejandro Zaera(←インタヴュアー)
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P.12(P.18)
A.Z.:最近増殖していて、特にアメリカの建築シーンの中では、社会的責任と政治的、エコロジー的正しさへの要求をするムーヴメントと圧力団体についてはどのように考えてますか?白いキャンヴァスとして専門家としての職業に向かい合いたいと思う建築家の責任はどこにあるとあなたは考えていますか?

F.G.:それもまた言い訳だ。振り子は前後に揺れる。
私はそれは民衆扇動的な議論だと考える。なぜならそれは二者択一ではないからだ。

P.13(P.19)
F.G.:勿論私達は社会的な問題を抱えている。しかし、建築の批評へ入っていく以前に私達はそれらに対していよりよい解決を持ってきた。私が思うに、重要なことはあなたが売り払った価値は、すべての人がその価値を持っているということだ。私は私が政治的に同意できない何かの為の仕事は受け入れないだろうということはあなたに言うことができる。

A.Z.:同じ新マルクス主義の専門用語を用いて、正確には現在の経済的支配体制の為に、少なくとも増加しつつある建築の総動員の区域は、存在する空間的構造の再生産の体現としてよりも、むしろ不安定にする力として活動する完全な道徳的アリバイ(言い訳)を獲得しつつあるということを、おそらく私達は言っているのだと思う。もしあなたがその必要な区域の一部にいたら、政治的な正しさはあなたには適用されない・・・。

F.G.:私は建築家の役目は人々に生命を吹き込み、彼らの生活を豊かにし彼らに物事が彼らを保証するためによりよくなりえる望みを与えることだと考えている。私はこれは建築家としての私達の責任ばかりでなく、人としての責任であり、これはあなたが固執する価値のシステム、あなたの個人的な振るまいの原則、相互に尊敬する慣例・・・等からは離れていると考えている。

P.14(P.20)
F.G.:汝の隣人とそのすべてを愛せよ。私はそのすべてを信じている。私は趣味嗜好のレベルに迎合した建物を創り出そうとはしない。人々を軽く語ることは侮辱である。しかしながら建築の専門家としての仕事の中には大きな未熟さがある。建築家達は彼らが世界を救わなければならないと考えている。
それに建築家達は世界を変えるいくらかの一種の信じられない力を持っていると思っていて、それ故にこれらの行動をとても尊いものにしようとする傾向がある。
彼らはすべてのことが救われるようなシステムをいつも探し求めている。私もかつてはこの種の感情を持っていたのを憶えている。歴史は私達が何もなしえなかったことを証明している。最後にあなたはアメリカの建築の90%を取り上げ、ゴミ溜めに捨てることができる。