Felix Gonzalez-Torres
edited by Julie Ault
steidl dandin Publishers

Felix Gonzalez-Torres(フェリックス・ゴンザレス=トレス)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&inlang=ja&ie=Shift_JIS&oe=Shift_JIS&q=Felix+Gonzalez-Torres+&lr=&um=1&sa=N&tab=wi
http://www.b-sou.com/palm-Gonzalez.htm
YouTube(Felix Gonzalez-Torres)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Felix+Gonzalez-Torres&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

P.75
Tim Rollins:あなたは幾つかの大学で教えていた、そうだろ?そんなに少数しかスペイン語を話す学生がいないことに、あなたは当惑しないですか?

Felix Gonzalez-Torres:私がニューヨーク大学のアートスクールに行った時、エレベーターマン以外周りには一人もスペイン系人はいなかった。私が1987年にN.Y.U.で教え始めた時、私は、エレベーターマンの名前が偶然講師リストに入っているというジョークをしたものだ。55人の講師のリストの中で、私は唯一スペイン系の響きの名前を持っていた。

Tim Rollins:それでは明らかにそれはあなたを悩ませた。

Felix Gonzalez-Torres:勿論それは私を悩ませた。一人の若者として私は、アーティストであることは、するには現実味のある(やっていける)ことだとは思わなかった、何故なら多くのロールモデル(手本とされる人、もの)がなかったからだ。今ではそれは変わったし、ボイス(声、発言)の多様性を見ることは素晴らしい。私は教えることの実践を私の作品の不可欠な部分として見ている。

P.76
Felix Gonzalez-Torres:私にとって教えることは文化的なアクティヴィズム(積極行動主義)のフォーム(形式、形態)であり、とても基本的なレベルでの創造的変化のフォーム(形式、形態)であり、それはアートを教えることの職業を改良する方法である。学生としてあなたはあなたに何が正しいのかそして何が如何なる疑いも問うことなく間違っているのかを話すこれらの講師をいつも得た。私は私の学生達に批評的な思考の道具を学び、いつも疑い、如何に彼ら自身を疑うか、如何に自己批評的でいられるかを学んで欲しい。ただ自己批評の行動を通してのみ、私達はどの作品がより良く、あるいはより悪いのか、うまくいけば見分けられる。それはブレヒト主義のモデルに基づいている。それは良い悪いについてではない。彼ら自身の為に何が重要で、何が必要とされていて、何が感動させるのかや、何がそうでないのかを見るために、能力や道具をあなたは彼らに与えようとする。私はまた彼らに彼らが私を信用するべきでないということをとても明白にする、私は権威(権力)の声ではない。私は間違いをする、私は間違っているかもしれない。私はまさにとても明白なアジェンダ(実践すべき義務)を持っていて、それはこの場所をよりよい場所にする欲望であり、私は一人のアーティストであり、それは私が話す立ち位置である。しかし私はアーティストの役割を再定義しようとしている一人のアーティストだ。私は私自身を、煽動者、アートのオブジェクト(もの、客体)と実践の機能だけでなく、アートを教えることの活動もまた問うものとして見ている。20世紀後期にアートを教えることは確か(効果的)なのか?私は絶えず私自身の声や、私の意見や、私の提案(思いつき)を問う。何を私は知っているのか?私は私の学生達に、私が知識の声、父(源、神)、支配権を持つ物語になることを期待する慰めを与えない。たとえもし私が私ができないことを望んだとしても。

Bertolt Brecht(ベルトルト・ブレヒト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%92%E3%83%88
Walter Benjamin(ヴァルター・ベンヤミン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%A4%E3%83%9F%E3%83%B3
Louis Althusser(ルイ・アルチュセール)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%83%AB
Michel Foucault(ミシェル・フーコー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%BC
Roland Barthes(ロラン・バルト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%88
Julia Kristeva(ジュリア・クリステヴァ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%B4%E3%82%A1
Jacques Lacan(ジャック・ラカン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%AB%E3%83%B3