Deviations Designing Architecture: A Manual
Birkhauser

P.184
6 多次元ゾーニング
分類(格付け)を解きほぐすこと

Gilles Deleuze(ジル・ドゥルーズ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA
Pierre-Félix Guattari(ピエール=フェリックス・ガタリ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%82%BF%E3%83%AA

P.188
課題6達成の上の最終プレゼンテーション・ウォール

P.190
4つの異なった色(深緑から黄色まで)の紙が彼らのプロジェクトのゾーニングモデルを創作する為に各々のグループに与えられた。深緑はプライベート・ゾーンを表わし、黄色はパブリックな領域を表わす。プライバシーあるいはパブリックネスの異なった度合いで既にデザインされてきた空間をコーディング(符号化、規則化)することによって、学生達はこれらの二つの領域の間を同時に作動する(影響を及ぼす)ハイブリッドな(混合の)ゾーンを発展させる様に促進された。学生達はまたサーフェス(表面)の操作の役割へと入って行く探究の様に部分的に重なり合うことができる新しい技術を発展するよう喚起される。

P.193
課題の一部として、学生達はコンピューターで新しいプランを生成しなければならない。透明性や勾配(傾斜度)等々を利用しながら、課題5からのドローイングはスキャンされ、ゾーニングの為の新しいレイヤーが加えられる。

P.195
これまでの課題の空間的でプログラム的な組成はプロジェクトのパブリックな面とプライベートな面の間の関係性の探究がみなぎっていてその探究に向けている。

P.197
この建物へのエントランスはそれをその住宅の最もパブリックな空間として厳密に明確にするために黄色い紙で作られた。人がさらにその空間の中に入って行くにつれて、よりプライベートなゾーンが現われる。

P.198
この建物の線的な組成は結婚したカップルの朝の決まりきった事の解釈を反映している。女性の側は、23分の日々の儀式である、あてどもなく歩く為に要素を配慮し、男性の側は8分で終えられる近道として創作される。プライベートとパブリックの要素はこれら二つの極端なものの間を互い違いになる。

P.200
ここで、ベッドは、それについて計画されプログラム化された空間を残しながら、その住宅の最もプライベートな要素として理解され、その建物の背骨として位置づけられる。

P.203
課題5の中で発展させられた斜面(傾斜)の一つはプライベートな家を通って走るパブリックな空間として使われた。このパブリックなゾーンから出発しながら、その建物の残りの部分は上部のとてもプライベートな部分から下部のよりパブリックな部分まで垂直的に構築された。