Donald Judd メモ13 | 井戸健治1級建築士事務所

Donald Judd Colorist
Hatje Cantz Publishers

（Donald Judd Edited by Nicholas Serota D.A.P./Distributed Art Publishers,Inc.）

Donald Judd（ドナルド・ジャッド）
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=Shift_JIS&q=Donald+Judd&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%89
美術家の言葉（ドナルド・ジャッド）
http://www.b-sou.com/palw-Judd.htm
You Tube（Donald Judd）
http://jp.youtube.com/results?search_query=Donald+Judd&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

Some aspects of color in general and red and black in particular(1993)
Donald Judd

P.92（P.151）
Donald Judd：これは明らかなように聞こえるが、アートを作るにはどのくらいのプロセスが必要なのかはほとんど理解されていない。それは私が一歩一歩と言うように、とても多くの建築（建設）だ。これらのアートの教育についての所見は無害の（迫力のない）ものに見えるが、それらは変革を含意している。例えば、物事は現在である様に、いくらかの世間的に慣習的に確立されたものに日々、実際、働き掛けているアーティストなしでは誰もアートを教えるべきではない。さもなくば、それは配管工でないものが教えた配管工事の様である。アーティストとして始めている人以外の誰も教えられるべきでない。あなたが（配管工事を）しようとも思わないのに、何故配管工事を学ぶ必要があろうか？
アーティスト達は彼らの活動の歴史を教えることはできない。彼らはあまり彼ら自身の活動の活動を教えることができない。彼らはアートに興味を持った人々やパブリックとの接触を持たない。彼らは彼ら自身の活動を説明できない。これは悪いことの一部だ。これは一部では何故アートのインテグリティー（正直さ、誠実さ、健全さ、完全さ）が着実に減じているかということである。5年あるいは10年の内に素晴らしいアーティストが結果として生ずる見込みと遠く離れ、歪みを生じ、制度化された、アーティストの教育はありえない。結果は別の制度化された新しい先生となる。
現実世界の現実のオブジェクト（客体）の最後の現実の絵画はCourbetによって描かれたものだった。その後、誰も現実世界についてそこまで確かなものはなかった、だから正確な表現（描写）の代価として、それがある色や漠然としたシェイプ（形）を保つようになると、後者は失われた。

Gustave Courbet（ギュスターブ・コルベ）
http://en.wikipedia.org/wiki/Gustave_Courbet
http://images.google.co.jp/images?client=firefox-a&rls=org.mozilla:ja-JP-mac:official&channel=s&hl=ja&q=Courbet&lr=&um=1&ie=UTF-8&sa=N&tab=wi

P.98（P.151）
Donald Judd：マネから先は、絵画それ自身の関心は急速に発展した。これは最近の絵画の伝統的な（慣習的な）歴史である。彫刻で起こったこれの様なものはなく、空間の中に存在して以来衝突（葛藤）もなく、色もなかった。それは保守的（伝統的）で、如何に世界は知られているかという問題によって悩まされなかった。それを作る困難と代価（犠牲）はある要因であったに違いなかった。

P.98（P.152）
Donald Judd：絵画の方法に重要性を増すことの歴史はとても大きくて詳述される。いわゆるフォーム（形態、形式）、あるいはシェイプ（形）よりも、色は最も強力な力だ。追想の中で、そしてただそれだけで、色の拡張は1960年代まで論理的（分析的）で、最終的にはポロック、ニューマン、スティル、ロスコで終わった。どんなものよりも、色の必要性や、その必要性の意味は、ヨーロッパであろうとアジアであろうと、初期の表象的（表現的）絵画を破壊した。よく知られている画家のすべての作品の中では、色は数世紀の間見られてきたどんなものも越えて拡大（増幅）されている、たとえ彼の作品が抽象と見なされないムンクの作品でさえも。最高の人々、マティス、モンドリアン、マレーヴィチ、Legerの作品の中では、彼ら4人がまさに言及した様に、色は、黒と白の写真が示す様に、最も有力な側面である。色は直接の（直観の）感覚、現象であり、その中で、フレヴィンやベルやアーウィンの作品を導いた。

→伝統的（慣習的）な意味の体系、「意味するもの」と「意味されるもの」の関係から、形や色を解放し、受け手の感覚へと接続し拡散させ、多様な読みを許すこと、ロラン・バルトの世界を思い出す。そしてまた「私の中の世界」と「世界の中の私」の両極を限界まで押し進めることでそれらが一致する地点、「私」がなくなる地点、ヴィトゲンシュタインもまた繋がってくる。（井戸）

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主要用途	研究所
設計	井戸健治建築研究所
構造/規模	鉄骨造/2階建
敷地面積	841.47㎡（254.54坪）
延床面積	652.64㎡（197.42坪）
設計期間	2003年6月～2003年8月

主要用途	住宅
設計	井戸健治建築研究所
構造/規模	鉄骨造/2階建
敷地面積	264.00㎡（79.86坪）
延床面積	148.07㎡（44.79坪）
設計期間	2003年12月～2004年3月

主要用途	専用住宅
構造	TIS & PARTNERS
施工	アーキッシュギャラリー
構造/規模	鉄骨造/3階建
敷地面積	348.69㎡（105.47坪）
延床面積	254.04㎡（76.84坪）
設計期間	2001年3月～002年3月

主要用途	レストラン
施工	月森工務店
構造/規模	木造/2階建
敷地面積	34.00㎡（10.28坪）
延床面積	55.94㎡（16.92坪）
設計期間	2002年 8月～2002年10月
工事期間	2002年10月～2002年12月

主要用途	住宅
設計	井戸健治建築研究所
構造	Bros.長谷川雅一
施工	中西建築
構造/規模	RC造（1･2階）＋鉄骨造（3階）建
敷地面積	119.60㎡（36.17坪）
延床面積	175.61㎡（53.12坪）
設計期間	2003年10月～2004年3月
工事期間	2004年3月～2004年9月、2004年12月～2005年1月

Use	residence
Site	Osaka, Japan
Architect	Kenji Ido / Ido, Kenji Architectural Studio
Design period	March. 2011 – February. 2012
Construction period	March. 2012 – August. 2012
Structural engineer	Masakazu Taguchi / Taguchi Atelier Planning Structure
Structure system	timber construction
Total floor area	94.46 sqm
building area	32.75 sqm
Plot area	43.21sqm
Building scale	3 storeys
Photography	Yohei Sasakura.

所在地	東京都千代田区丸の内1-3-2三井住友銀行東館B1
主要用途	レストラン
竣工年	2015年7月
設計	井戸健治建築研究所
担当	井戸健治
施工	長谷川工務店
延床面積	145.73㎡
設計期間	2014年 3月～2015年4月
工事期間	2015年5月～2015年7月

ホール（客席）、事務室
床	中古足場板 t=35
壁	中古足場板 t=35（不燃処理） PB t=12.5 AEP塗装
天井	PB t=9.5 AEP塗装
更衣・休憩室、倉庫
床	塩ビシート貼りt=2.0㎜
壁	PB t=12.5 AEP塗装
天井	PB t=9.5 AEP塗装
厨房
床	モルタル金鏝押え
壁	ケイカル板t=8＋8、SUS HL
天井	ケイカル板 t=6 AEP塗装
設備システム
空調	冷暖房方式／空冷ヒートポンプ式エアコン
給排水	給水方式／上水道直結排水方式／下水道放流
給湯	給湯方式／ガス給湯器
主な使用機器	厨房／ホシザキ