Conversations With Photographers
La Fabrica
Axel Hütte speaks with Stephan Berg

→この本はアクセル・ヒュッテ、ウォルフガング・ティルマンス、ジェフ・ウォール等の写真を使うアーティスト達へのインタヴュー集。
アクセル・ヒュッテの作品の様な感覚の建築を作りたい。(井戸)

Axel Hütte(アクセル・ヒュッテ)
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P.9
デュッセルドルフ写真スクール

Stephan Berg:デュッセルドルフ写真スクールの様なことがありますか?

Axel Hütte:いいえ。勿論ない。そのラベル(レッテル)は私達の特徴を言葉で述べる為に使われた。すべての人は、この写真スクールが存在すると思っている、なぜならそのデュッセルドルフ写真スクールというラベル(レッテル)はアメリカで考え出されたものだからだ。真実は1976〜1977年にベルント・ベッヒャーが初めての写真のクラスを教える為にアカデミーに引き入れられたということだ。その時までデュッセルドルフアートアカデミーは絵画、彫刻、舞台芸術デザイン、映画の為のクラスしか持っていなかった。
デュッセルドルフアカデミーは最初の2つのセメスター(一学期、6ヶ月間)で(これはスタディー・プログラム(研究課程)がデザインされた)学生達は彼らが後でクラスと先生を決定することができるように幾つかの種類のオリエンテーション(方向付け)を得る為に取り組む。1976年以前は写真を勉強する方法がなかった。カンディダ・へーファーの様に私は映画クラスから始めたが、そこは事実上ヨーゼフ・ボイスによって開かれたものだった。

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Axel Hütte:しかしながら、設備はかなり最小限でいつも修理されていた、だから1年か2セメスター(一学期、6ヶ月間)の後私はそれはうまくいっていないと実感した。その当時ベルント・ベッヒャーがアカデミーに来ようとしていることが公表され、そして私はもっぱらスチール写真からなる幾つかのショート・フィルムを作り上げていたから、映画から写真へのジャンプはそれ程大した事ではなかった。
これはまた基本的にすべての学生達はアートの背景を持っているのであって、(あなたが思うかも知れない様な)フォトジャーナリズムやミュンヘンあるいはライプツィヒにある伝統的な写真スクールの様な種類のものの背景を持っているのではないということを意味している。これらの教育機関ではフォトジャーナリズムのすべてのフォーム(形式、形態)が教えられ、それはファッションや広告からアートの写真までだ。
デュッセルドルフでは、非応用の(非適用された)写真には排他的な(全面的な、唯一の)焦点があった。すべてのアカデミーでの様に、美術史や哲学の講義もまたあった。例えば、Werner Spiesが教授だった。彼は後にポンピドゥーセンターのディレクターになり、ピカソや、マルセル・デュシャンや、マックス・エルンストの国際的な専門家としてみなされている。この当時、ベンジャミン・ブクローはコンテンポラリー・アートのセミナーをしていた。そのアカデミーの教育の目的は過去と現在からのアートの考察だった。

Bernd and Hilla Becher(ベルント アンド ヒラ・ベッヒャー)
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http://www.artphoto-site.com/story91.html
Candida Höfer(カンディダ・へーファー)
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Joseph Beuys(ヨーゼフ・ボイス)
http://www.google.co.jp/images?hl=ja&lr=&client=firefox-a&rls=org.mozilla:ja-JP-mac:official&channel=s&q=Joseph%20Beuys&um=1&ie=UTF-8&source=og&sa=N&tab=wi
Werner Spies
http://de.wikipedia.org/wiki/Werner_Spies
Benjamin Buchloh(ベンジャミン・ブクロー)
http://en.wikipedia.org/wiki/Benjamin_H._D._Buchloh