Anish Kapoor
Past Present Future
Institute Of Contemporary Art / Boston
MIT Press

Anish Kapoor(アニッシュ・カプーア)
http://images.google.co.jp/images?client=firefox-a&rls=org.mozilla:ja-JP-mac:official&channel=s&hl=ja&q=Anish%20Kapoor&lr=&um=1&ie=UTF-8&sa=N&tab=wi
http://en.wikipedia.org/wiki/Anish_Kapoor
YouYube(Anish Kapoor)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Anish+Kapoor&search_type=&aq=f

P.34
Nichalas Baume:それはそれ自身を作る作品のアイデア(考え)が満ちてくるところですか?

Anish Kapoor:私はいつもそれ自身で作られたオブジェクト(もの、客体)の神話に興味を持ってきた。まるで作者がいないかの様に、まるでそこではそれ自身の意志が作用しているかの様に。インド的思考ではそれはかなり強いアイデア(考え)だ。

Nichalas Baume:アーティストの主観性あるいは創造力の他に、何かの制作である作品のアイデア(考え)にあなたを惹き付けるものは何ですか?

Anish Kapoor:それは複雑だ。根本的に、私達は宗教的な(信仰的)存在であり単順に生物学的存在ではないと私は感じる。ある人が抽象への幾らかのレベルでの意味を与える言語を探し始める時、生じるその意味の一つは、とても広大なことばの中で、宗教的(信仰的)である。今私は教義上の宗教を意味していなくて、幾らかの基本的なモーメント(瞬間、重要性)があるセンス(意味、感覚)を意味していて、それらの一つは起源である。存在(実存)へそれ自身望むプロセスの中のライフ(生命)。勿論それら自身を作るオブジェクト(もの、客体)の概念、それは作者不在であり、一種のフィクション(虚構)である。それはそのオブジェクト(もの、客体)とそのコンテキスト(文脈)を作ることに役に立つフィクション(虚構)であり、それはとても真直ぐで実際的な適用を持つ。

P.36
Nichalas Baume:それでは、何が、人があなたのオブジェクト(もの、客体)をそれ自身で作られたものとして考える方法ですか?一つはアプロプリエーション(盗用)であり、言ってしまえば、建築からの、あるいは自然からのフォーム(形態、形式)の、つまりどうにかして適合(翻案)させられた与えられたフォーム(形態、形式)のアプロプリエーション(盗用)である。より「純粋な」アプロプリエーション(盗用)は、自然の現象のその文字通りの捕獲を伴う、樹脂の中に入れられた空気の泡かもしれない。あなたはそのフォーム(形態、形式)を作れなかったが、しかしあなたはそれが発生され得た下でその状態を創作した。あるいは「過去、現在、未来」の機械的に「作られた(生じた)」フォーム(形態、形式)、それ自身で作られたオブジェクト(もの、客体)の文字通りのアイデア(考え)を作るジェスチャーがある。ここに如何に非主観的な創造性があなたの作品の中で明示されているかという少なくとも3つの異なった例がある。

Anish Kapoor:はい、「作者不在の」作品はフィクション(虚構)であるが、まだ問題を考えるとても重要な方法である。

Nichalas Baume:そしてあなたにとってそれは、土着の夢の時代からアダムの聖書の物語までの、起源の文化的神話への広大なセンス(感覚、意味)と関係している。

→ロラン・バルトの「作者の死」を思い出す。(井戸)

Roland Barthes(ロラン・バルト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%88