El croquis 154 AIRES MATEUS 2002-2011

Aires Mateus
http://www.google.co.jp/search?q=Aires+Mateus&hl=ja&biw=1747&bih=898&prmd=ivnsb&source=lnms&tbm=isch&ei=FsWbTZvcM8yXcZrI8N8F&sa=X&oi=mode_link&ct=mode&cd=2&ved=0CBcQ_AUoAQ

P.9
Manuel and francisco Aires Mateus:もっと最近のプロジェクト「Flower House in Aroeria」では、問題は主にテリトリー(領域)についてであった。これは、上の階にエントランスがある、ゴルフ・コースを上から見下ろす家だ。この住宅はその外部の境界を提示するが、主な挑戦は同時に連続する空間を形作ることだった。空間の間には壁はない。つまりセパレーション(分離、仕切り)は特定の用途を持ったヴォリュームと異なったスケールによって成し遂げられた。このプログラムの構成は私達にかなり沢山のデザイン(設計)の自由を与えた。そしておそらくそれは、少なくとも私達のワーク(作品、取り組み)のコンテキスト(文脈)の中で、何故それが普通でないシェイプ(形)を生じさせたのかという理由だ。

Ricardo Carvalho:それがジェスチュア(身振り)であるから普通でないのか?

Manuel and francisco Aires Mateus:なぜなら私達はこの種のジェスチュアを可能にした戦略をデザイン(設計)したからだ。

Ricardo Carvalho:「コンティニュイティー(継続)・プロジェクト」をあなた方はどのように定義していますか?

Manuel and francisco Aires Mateus:プロジェクトは、それらが提起する問題に固有の(内在する)状態により、リサーチ(調査研究)のより制限されたフィールドの中の出発点のように作用する。これらの委託は異なった種類の責任を持ち、それは私達がタイポロジカル(類型学的)でコンストラクション(構築)的な論点を常に探求してきたものだ。それらは時々遺産(歴史的建造物)と関係した制約、あるいはしばしばよりジェネリック(一般的、包括的)な解答を生み出す融通のきかない機能的な要項(要望)をともなった歴史的なコンテキスト(文脈)の中で現われる。

Ricardo Carvalho:すべてのものが異例(異議)にならなくてはならないわけではないでしょ?

Manuel and francisco Aires Mateus:まったくその通り!私達が都市について話している時の場合の様に、すべてのものが私達のアウトプット(作品)のコンテキスト(文脈)の中で異例に(一際優れたものに)ならなければならないわけではない。各々のプロジェクトをマニフェスト(宣言書)に向けなくてもいいということもまた、ひとつの自由のフォーム(形、形式)だ。各々の状況(環境)は行動(行為)のモード(方法、形式)を規定する。

Ricardo Carvalho:あなた方がコンティニュイティー(継続)・プロジェクトを扱っている時であろうと、あるいはクリエーション(創作)・プロジェクトを扱っている時であろうと、それが明白になるのはいつですか?

Manuel and francisco Aires Mateus:あなたはそれを要項(要望)の中に発見する。